亀の問題(ひらめく)

下左図の様に、4匹の亀それぞれが1m離れて歩き始めるとする。
それぞれの亀は、自分の正面にいる亀に追いつくように、正面の亀に向かって歩く。亀の歩くスピードは、毎秒10cmである。

それぞれの亀が正面の亀に追いつくのは、何秒後だろうか? 亀の大きさは無視するとして考えてください。

turtle walk turtle walk-2

亀問題の答え


川を渡る問題(試行錯誤)

river図の様に、父親と男子2人、母親と女子2人、召使いと猛犬が川の左岸にいます。
2人もしくは、1人+1匹しか乗れない舟が一艘あって、大人しか舟を漕げません。例1の様に猛犬が召使いの側を離れると、人に噛みつきます。例2・例3の様に、父親が1人でいると女子を痛めつけますし、母親が1人でいると男子を痛めつけます。

全員が無事に川を渡る方法はあるでしょうか?

example-1 example-2 example-3



答え


地球を巻く(定理から導く問題)

rope地球の円周を4万キロメートル(40,000,000 メートル)として、4万キロメートルよりも1メートル 長いロープ(40,000,001 メートル)を地球の周りに巻くとすると、そのロープと地上(地球)との間にできる隙間は、どれくらいになるでしょう?

答え


マッチ問題(ひらめく問題)

mattchi確信を持って言える事は、彫刻は、素材を削るんじゃなくて、命を削るものなんだ・・・。

なんて硬い話しはまたの機会にして、頭を柔らかくすることから始めよう。
図はマッチ棒の問題である。
3*4*5の直角三角形なんだけど、この面積はマッチ坊1本を1とすると、底辺*高さ÷2だから、3*4÷2=6なのだ。このマッチ坊で囲まれた三角形の面積6を、何本かのマッチを動かして、2にせよ。 という問題だ。
形を切り離したり、マッチ棒を重ねたり、クロスさせたりするのは不可。全てのマッチを使って、複雑な計算も無く、直に2だと分かるのが、最低条件なんだ。

これはその昔、何処かの中学校の入試問題らしいんだけど、今まで事あるごとに多くの人に出題した。不思議にも解けた人は殆ど居ない。私自身は分かってるから除外して、今まで一人だけ正しい解答を出した者がいる。広島市立大の大学院生・藤江君ただ一人なんだ。
頭を柔らかくして考えよう。分かった人はメールちょうだい。

答え


学生から聞いた問題(試行錯誤)

mondai-4星型には、三角形が5個あります。それに任意の長さの直線を2本引いて、三角形の数を10個にして下さい。(例-1、三角形は9個)(例-2、三角形は7個)



答え


夢の中でシーツを畳むと

シーツを折り畳む

普段使っているシーツを折り畳む。
1回畳んで、2回畳んで、3回畳んで、4回畳んで・・・・・・。
シーツの厚さを0.4ミリとして、何回畳んだら、シーツの厚さが貴方が寝てるお布団(地球から)から月までの高さ(厚さ)になるでしようか?

1000回? 1万回? 10万回? 実際にやって見りゃ直分かるはずだけどね。



答えは、40回でした。
たったの40回畳んだだけで、一枚のシーツが月まで届く厚さになるのです。皆さん早速やってみましょう。
月旅行なんてどこの家庭でもできる。 夢の中で、自分が敷いてるシーツを40回畳むのです。間違いなく貴方は月の上で寝息をたてているはずです。ジャンジャン!

雑談にも書いているけど、秋山さんの出題(思考する問題)

設問1図を見ていただこう。
作者(A)は、ある展覧会のために作品(A1)を制作して、土の中に埋めました。その上に看板(A2)を立てて、下に作品(A1)が埋まっている事を示唆しました。
ある時泥棒(C)が来て、誰にも気付かれないように、埋まっている作品(A1)を持ち去りました。

さて、貴方はどう考えますか?という問題です。
作者(A)と作品(A1)、看板(A2)の関係性を述べよ。
鑑賞者である観衆(B)と、作品(A1)、看板(A2)の関係性を述べよ。
簡単に言うと、作品が無くなった今、作者にとって、この展覧会での作品が成立するのかどうか? また、鑑賞者にとって、この作品は成立するのかどうか? 述べよ。

当時、この問題を酒飲みながら、例の心臓に響く声で出され、この議論で1〜2週間の夜が潰れた事を覚えているのだが、今の美術状況、世の中の状況に照らし合わせると、実に辛辣な設問に思えて来るのだ。


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